ダンスには様々なジャンルがあります。
今回ご紹介するハウスダンスは、「ヒップホップ」「ロック」「ポッピング」「ブレイキング」などと並んで、ストリートダンスの代表的なものの1つです。
ただ、
『ハウスダンスってどんなジャンルですか?』
という質問をいただくことも少なくありません。
ハウスダンスとはどんなジャンルなのか、どのような特徴があるのか、どのような人が向いているのか、この記事では、ハウスダンスの魅力や特徴を歴史、動き、音楽、必要なスキルといった視点からわかりやすく解説していきます。
他のジャンルとも比較しながらご紹介していきますので、ダンスを始めたい方やジャンル選びで迷っている方の参考になれば幸いです。
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ハウスダンスとは?
ハウスダンスとは、ハウスミュージックに合わせて踊るストリートダンスの一種です。
ハウスミュージックとは、1980年代にアメリカのシカゴで誕生した、クラブミュージックの代表的なジャンルの一つです。
もともとはディスコミュージックやソウル、ファンクなどの影響を受けて誕生した音楽で、クラブで長時間踊り続けられるように作られています。
そのため、
- ・テンポが速め
- ・リズムが一定で取りやすい
- ・自然と身体が動く
- ・高揚感がある
という特徴があります。
ハウスダンスは、このハウスミュージックに合わせて踊るために、1980年代のアメリカ・シカゴやニューヨークのクラブカルチャーの中で生まれました。
ハウスダンスの最大の特徴は、音楽に合わせて細かく刻む軽快なフットワークと、全身を使った自由なグルーヴです。
他のストリートダンスと比べても即興性が高く、音楽を感じながら自由に表現する文化が強く根付いています。
また、ハウスダンスはクラブで踊られてきた歴史があるため、見せることだけでなく「音楽を楽しむこと」そのものが大切にされています。
近年ではK-POPやアーティストの振付にもハウスダンスの要素が取り入れられることが増えてきました。
では実際に、どのような場面でハウスダンスを見ることができるのでしょうか。
近年よく見るハウスダンスの例
① K-POPやアーティストの振付
近年のK-POPでは、軽快なステップや細かな足さばきを取り入れた振付が多く見られます。
特にアップテンポな楽曲やダンスブレイク部分では、ハウスダンス由来のフットワークが使われることがあります。
② ダンスバトル
ハウスダンスは即興性が高いため、ダンスバトルでも非常に人気があります。
音楽に対する反応力やリズム感、オリジナリティが重視されるジャンルです。
③ クラブイベント
ハウスダンスはクラブカルチャーから生まれたため、現在でもクラブイベントとの関わりが深いジャンルです。
音楽を楽しみながら自由に踊るスタイルが特徴です。
④ SNSの踊ってみた動画
最近ではSNSでもハウスステップを取り入れた動画が増えています。
特に足技が目を引くため、短い動画でも映えやすいジャンルといえるでしょう。
ハウスダンスの動きの特徴
ハウスダンスでは、
- ・フットワーク
- ・グルーヴ
- ・リズム感
- ・音楽との一体感
がとても重要になります。
特に足元の動きが多いジャンルですが、実際には上半身や体幹との連動も必要になります。
ハウスダンスで大切なリズム感
ハウスダンスでは、音楽の4つ打ちのリズムを身体全体で感じることが重要です。
特に、
- ・膝を柔らかく使う
- ・身体を上下に弾ませる
- ・音楽の細かな音まで聴く
という感覚が求められます。
また、ただリズムを取るだけではなく、音楽の流れに乗り続けることも大切です。
ハウスダンスで求められるスキル
ハウスダンスでは、
- ・リズム感
- ・フットワーク
- ・持久力
- ・音楽を感じる力
- ・体幹
が求められます。
特にハウスダンスは動き続けることが多いため、ストリートダンスの中でも比較的運動量が多いジャンルといわれています。
そのため、体力向上や有酸素運動としても人気があります。
また、細かな足さばきを行うため、最初は足がもつれたりリズムに乗れなかったりすることもありますが、練習を続けることで自然と音楽に乗れるようになります。
ポイント
このように、求められるスキルとしてはやはりストリートダンス全般で大切とされているリズム感が挙げられます。
それに加えてハウスでは、他のストリートダンスではそこまで重視されていない、足を細かく動かす「フットワーク」が特徴かつ重視されています。
ここからは他のストリートダンスとハウスダンスを比較していきましょう。
ハウスダンスとヒップホップダンスの違い
ヒップホップダンスの特徴
- ・ダウンとアップのリズム
- ・重心を低く使う
- ・自然なノリ
ハウスダンスの特徴
- ・軽快なフットワーク
- ・細かなリズム表現
- ・素早い移動
- ・音楽との一体感
ヒップホップが地面を踏むような重いグルーヴだとすると、ハウスダンスは身体が浮いているような軽やかなグルーヴが特徴ともいえます。
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ハウスダンスとロックダンスの違い
ロックダンスの特徴
- ・一瞬止まるロックの動き
- ・大きなリアクション
- ・腕を大きく使った動き
- ・観客を楽しませる表現
ハウスダンスの特徴
- ・軽快なフットワーク
- ・細かなリズム表現
- ・流れるような動き
- ・音楽との一体感
ロックダンスは、音楽のアクセントに合わせて「止まる」ことを大切にするジャンルです。
ポイントやトゥエルなどの動きを使いながら、見ている人を楽しませるエンターテインメント性の高いダンスとして発展してきました。
一方でハウスダンスは、止めるというよりも音楽の流れに乗り続けることを大切にするジャンルです。
細かなステップや素早い足さばきを使いながら、ハウスミュージックのグルーヴを身体全体で表現していきます。
例えるなら、
ロックダンスが「音楽に対して大きくリアクションするダンス」だとすると、ハウスダンスは「音楽の中に溶け込むように踊るダンス」といえるでしょう。
また、ロックダンスは腕や上半身を大きく使うことが多いのに対し、ハウスダンスは足元のフットワークやリズム感が重要になるという違いもあります。
どちらも音楽を楽しむことを大切にしているストリートダンスですが、ロックダンスは「見せる楽しさ」、ハウスダンスは「音楽と一体になる楽しさ」に魅力があるジャンルといえるでしょう。
ハウスダンスに向いている人の特徴
ハウスダンスは、音楽との一体感や軽快なフットワークが魅力のダンスジャンルです。
そのため、以下のような方は特にハウスダンスを楽しみやすいといえるでしょう。
① 音楽に乗ることが好きな人
ハウスダンスは、振付を正確に踊ること以上に、音楽を感じながら身体を動かすことを大切にしています。
普段から音楽を聴くことが好きな方や、自然とリズムに乗ってしまう方には特に向いているジャンルです。
② ステップを覚えるのが好きな人
ハウスダンスには数多くのフットワークがあります。
一つひとつのステップを覚えながら組み合わせていく楽しさがあるため、細かな足技を練習することが好きな方にもおすすめです。
③ 運動量の多いダンスを踊りたい人
ハウスダンスはストリートダンスの中でも比較的運動量が多いジャンルです。
レッスン中は常に身体を動かし続けることが多く、しっかり汗をかくため、体力をつけたい方や運動不足を解消したい方にも向いています。
④ 自由に踊りたい人
ハウスダンスはクラブカルチャーから生まれたダンスであり、即興で踊るフリースタイル文化も大切にされています。
決められた振付だけではなく、自分らしく音楽を表現したい方にもおすすめです。
⑤ ダンス初心者の人
ハウスダンスにはアクロバット技などはほとんどありません。
最初はステップやリズムの取り方に苦戦することもありますが、基礎から学ぶことで少しずつ踊れるようになるため、初心者にも人気のジャンルです。
ハウスダンスにおすすめのレッスン着・衣装
ハウスダンスは足を細かく動かしたり、大きく移動したりすることが多いため、動きやすさを重視した服装がおすすめです。
レッスンでは、
- Tシャツ
- オーバーサイズTシャツ
- タンクトップ
- スウェットパンツ
- ジョガーパンツ
- ハーフパンツ
などがよく着用されています。
特にハウスダンスは足の動きが重要になるため、動きを妨げないゆとりのあるパンツを選ぶと踊りやすくなります。
また、運動量が多く汗をかきやすいジャンルでもあるため、吸汗速乾性のあるウェアもおすすめです。
シューズは、
- 軽量なスニーカー
- ダンス専用シューズ
- クッション性のあるシューズ
などが人気です。
細かな方向転換やステップが多いため、重すぎる靴やグリップが強すぎる靴は避けた方が踊りやすい場合もあります。
ショーケースやイベントでは、
- ワイドパンツ
- カーゴパンツ
- セットアップ
- キャップ
- スポーティーなジャケット
などを取り入れたストリートスタイルがよく見られます。
ハウスダンスはクラブカルチャーとの結びつきが強いため、ストリート感やスポーティーさを意識した衣装との相性が良いジャンルです。
また、近年はK-POPやアーティスト作品の影響もあり、ストリートファッションにモード系の要素を組み合わせた衣装も人気があります。
ハウスダンスは足元の動きが魅力のジャンルでもあるため、フットワークが見えやすいシルエットを意識すると、よりハウスダンスらしい雰囲気を表現しやすくなるでしょう。
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よくある質問
Q1. ハウスダンスは初心者でも始められますか?
A. はい、初心者の方でも始められます。
ハウスダンスは細かなフットワークが特徴のため、最初は足がもつれたりリズムに乗るのが難しく感じたりすることもあります。
しかし、基本のステップから少しずつ練習することで、初心者の方でも無理なく上達していくことができます。
Q2. ハウスダンスとヒップホップダンスの違いは何ですか?
A. ヒップホップダンスは、重心を低く使い、地面を踏むような重いグルーヴが特徴です。
一方でハウスダンスは、軽快なフットワークや細かなリズム表現が特徴で、身体が浮いているような軽やかなグルーヴがあります。
どちらもストリートダンスの代表的なジャンルですが、リズムの取り方や身体の使い方に違いがあります。
Q3. ハウスダンスにはどんな服装がおすすめですか?
A. ハウスダンスでは、足を細かく動かしたり大きく移動したりするため、動きやすい服装がおすすめです。
TシャツやオーバーサイズTシャツ、スウェットパンツ、ジョガーパンツ、ハーフパンツなどがよく着用されています。
また、運動量が多く汗をかきやすいジャンルのため、吸汗速乾性のあるウェアを選ぶと快適に踊りやすくなります。
Q4. ハウスダンスはどんな人に向いていますか?
A. ハウスダンスは、音楽に乗ることが好きな人や、ステップを覚えるのが好きな人に向いています。
また、運動量の多いダンスを踊りたい人、自由に音楽を表現したい人にもおすすめです。
ハウスダンスは音楽との一体感を大切にするジャンルなので、楽しみながらリズム感や体力を身につけたい方にもぴったりです。
まとめ
ハウスダンスは、1980年代のクラブカルチャーから生まれたストリートダンスであり、軽快なフットワークと音楽との一体感が大きな魅力です。
細かなステップや自由な表現を楽しみながら踊ることができるため、ダンス経験者はもちろん初心者にも人気があります。
近年ではK-POPやアーティストの振付、SNSなどでもハウスダンスの要素を見る機会が増えており、ますます注目されているジャンルです。
「音楽をもっと身体で感じたい」
「ステップをかっこよく踊れるようになりたい」
「リズム感を身につけたい」
という方には特におすすめです。
どんな人でも最初はステップやリズムに苦戦することがあります。
マンツーマンレッスンであれば、一人ひとりのレベルに合わせてフットワークやリズムの取り方を細かく指導してもらえるため、効率よく上達することができます。
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