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【コレオグラファーとは?】振付を作るだけじゃない仕事内容や魅力を解説!

ダンス動画やアーティストのライブ、ミュージックビデオなどを見ていると、 「Choreographer(コレオグラファー)」 という言葉を目にすることがあります。

ダンスを習っている方であれば、一度は聞いたことがある言葉かもしれません。

「コレオグラファーって具体的に何をする人?」
「振付師とは何が違うの?」
「ダンスが上手ければコレオグラファーになれる?」

など、詳しい仕事内容については意外と知らないという方も多いのではないでしょうか。

コレオグラファーは、簡単に言えば 「振付を作る人」 です。

しかし実際には、ただダンスの動きを考えているだけではありません。

音楽を聴き込み、作品のテーマや出演者の個性を理解し、フォーメーションや見せ方まで考えながら、一つの作品を作り上げていきます。

今回は、そんなコレオグラファーの仕事内容や振付師との違い、必要なスキル、振付ができるまでの流れなどについて、わかりやすく解説していきます。

① コレオグラファーとは?

コレオグラファー(Choreographer)とは、ダンスや舞台などにおける 「振付」を考える人 のことです。

そして、振付を作ることを 「コレオグラフィー(Choreography)」 といいます。

ヒップホップやジャズ、K-POPなどのダンスはもちろん、アーティストのライブやMV、ミュージカル、舞台など、身体表現が必要とされるさまざまな場所でコレオグラファーが活躍しています。

振付というと、 「この音で右手を上げる」 「次のカウントでターンする」 といったように、一つひとつの動きを考えることをイメージするかもしれません。

しかし、コレオグラファーが考えるのは動きだけではありません。

「この曲で何を表現したいのか」

「どんな雰囲気に見せたいのか」

「どの音を身体で表現するのか」

「出演者をどう配置したら魅力的に見えるのか」

など、さまざまなことを考えながら振付を作っていきます。

そのため、コレオグラファーは 「身体の動きを使って作品を作る人」 と考えると、よりイメージしやすいでしょう。

② コレオグラファーと振付師の違いは?

「コレオグラファーと振付師は違う仕事なの?」

と疑問に思う方もいるかもしれません。

基本的に「Choreographer」を日本語にすると 「振付師」 となるため、まったく別の職業というわけではありません。

どちらも振付を作る人を指す言葉として使われています。

ただし実際のダンスの現場では、単に一つひとつの動きを考えるだけでなく、 フォーメーション・構成・作品の世界観・出演者の見せ方 などを含めて作品全体を作っていく人を「コレオグラファー」と呼ぶこともあります。

ただし、振付師とコレオグラファーの間に資格などによる明確な線引きがあるわけではありません。

現場やジャンルによって、呼び方や担当する範囲が異なることもあります。

③ コレオグラファーの仕事内容

コレオグラファーの代表的な仕事は、もちろん振付を作ることです。

しかし、実際の仕事はそれだけではありません。

  • ・楽曲を聴き込み、曲の構成や雰囲気を理解する
  • ・作品のテーマや世界観を考える
  • ・振付を作る
  • ・フォーメーションや構成を考える
  • ・ダンサーやアーティストに振付を伝える
  • ・出演者に合わせて振付を調整する
  • ・リハーサルを通して作品をブラッシュアップする

まず楽曲を何度も聴き、曲の雰囲気やリズム、歌詞、使用されている楽器などを分析します。

そして、作品のテーマやアーティストのイメージなどを踏まえながら、どのような振付にするのかを考えていきます。

複数人で踊る場合には、 フォーメーション も重要です。

全員が同じ振付を踊るのか、何人かずつ違う動きをするのか、誰をどのタイミングで目立たせるのか。

人数やステージの広さなども考えながら構成していきます。

また、作った振付をダンサーやアーティストに伝えることも大切な仕事です。

自分自身が踊れるだけではなく、 相手が理解しやすいように動きを説明する力 も必要になります。

💡 実際に踊ってみて初めて分かることもある

「この動きは衣装では踊りにくい」
「もう少し移動を少なくした方がきれいに見える」
「この人にはこちらの動きの方が魅力が出る」

このように、リハーサルをしながら振付や構成を調整し、作品をブラッシュアップしていくこともコレオグラファーの重要な役割です。

つまり、振付を作ったら仕事が終わるのではなく、実際に人が踊り、一つの作品として完成するところまで関わる仕事なのです。

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④ コレオグラファーはどんな場所で活躍する?

コレオグラファーが活躍する場所は非常に幅広くあります。

  • アーティストのライブ
  • ミュージックビデオ(MV)
  • テレビ番組
  • アイドルやK-POPのパフォーマンス
  • ミュージカル・舞台
  • 映画・CM
  • テーマパーク
  • ダンス公演・コンテスト
  • ダンススクールの発表会やイベント

同じ「振付を作る」という仕事でも、求められるものは現場によって大きく異なります。

例えば、MVではカメラを通したときの見え方が重要になりますが、大きなステージでは遠くから見ても伝わるフォーメーションや動きが必要になることがあります。

作品が 「どこで」「誰に」「どのように見られるのか」 を考えることも大切なのです。

⑤ コレオグラファーに必要なスキル

では、コレオグラファーになるためには、どのような力が必要なのでしょうか。

  • ダンスの基礎力
  • 音楽を聴く力
  • 振付を生み出す発想力
  • 作品全体を考える構成力
  • 表現力
  • 人に教える力
  • コミュニケーション能力
  • 出演者の魅力を引き出す力

まず大切なのは、ダンスの基礎力です。

身体の使い方やリズム、さまざまなステップなどを知っていることで、振付の選択肢も増えていきます。

しかし、 ダンスが上手ければ必ず魅力的な振付を作れるというわけではありません。

コレオグラファーには、「音楽を聴く力」も必要です。

同じ曲でも、歌詞に合わせて振付を作る人もいれば、ドラムやベース、細かな効果音などを拾って振付を作る人もいます。

どの音を選ぶかによって、同じ楽曲でもまったく違う振付になります。

さらに、発想力や構成力も重要です。

大きく動く部分とあえて動かない部分を作ったり、全員で揃えるところと一人だけ違う動きをするところを作ったりすることで、作品にメリハリが生まれます。

そして忘れてはいけないのが、 「人を見る力」 です。

コレオグラファーが自分で踊ったときに格好いい振付が、すべてのダンサーに合うとは限りません。

出演者の身体の特徴や得意な動き、キャラクターなどを見ながら、 「この人をどう見せたら魅力的になるのか」 を考えることも重要です。

そのため、人に教える力やコミュニケーション能力も、コレオグラファーにとって大切なスキルといえるでしょう。

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⑥ 振付はどうやって作る?

振付を作ったことがない方は、

「コレオグラファーは曲を聴いた瞬間に振付が思い浮かぶの?」

と思うかもしれません。

もちろん作り方は人によって異なりますが、最初からすべての振付が完成した状態で思い浮かぶとは限りません。

まずは楽曲を何度も聴き、曲の構成や雰囲気を理解します。

音楽を聴く

イメージする

動きを作る

構成・フォーメーションを考える

実際に踊って調整する

そこから、 「この曲をどんな作品にしたいのか」 「どの音を使って踊りたいのか」 といったイメージを膨らませていきます。

実際に身体を動かしながら動きを探したり、何パターンもの振付を試したりすることもあります。

そして動きができたら、曲全体の流れやフォーメーションを考え、実際に踊りながら調整していきます。

振付作りは、さまざまなアイデアを試しながら少しずつ作品を完成させていく作業でもあるのです。

⑦ コレオグラファーになるには?

コレオグラファーになるために、必ず取得しなければならない資格があるわけではありません。

ダンサーとしてさまざまな振付を経験し、その後、自分でも振付を作るようになってコレオグラファーとして活動する人もいます。

まずはダンスの基礎を身につけ、たくさんの作品に触れることが大切です。

最初から一曲すべてを振り付ける必要はありません。

好きな曲の8カウントだけ、あるいは サビだけ など、短い部分から始めてみるのもおすすめです。

振付を作る経験を重ねることで、自分がどんな音を好んでいるのか、どんな動きが得意なのかといった 「自分らしさ」 も少しずつ見えてくるでしょう。

作品をSNSなどで発信したり、ダンスイベントや発表会で作品を作ったりする経験が、振付の仕事につながっていく場合もあります。

⑧ コレオグラファーを目指していなくても振付を作ってみよう!

「私はコレオグラファーを目指していないから、振付を作る必要はない」

と思う方もいるかもしれません。

しかし、自分で振付を作ってみることは、 ダンスの上達にもつながります。

💡 まずはこんな方法で挑戦!

  • 好きな曲の8カウントだけ作る
  • サビだけ振付を作る
  • 歌詞に合わせて動きを考える
  • ドラムやベースなどの音を拾ってみる
  • 大きく動く部分と、あえて止まる部分を作る

「ここでは大きく動こう」 「この音ではあえて止まってみよう」 など、自分で考えながら踊ることで、音楽の聴き方も変わってきます。

また、自分で振付を作る経験をすると、レッスンで先生の振付を踊るときにも、

「なぜここでこの動きを入れたのだろう?」

「この振付はどの音を表現しているのだろう?」

と、これまでとは違った視点で振付を見ることができるようになります。

コレオグラフィーは、決められた振付を踊るだけでは味わえない、 ダンスの新しい楽しみ方の一つ でもあるのです。

コレオグラファーについてよくある質問

Q1. コレオグラファーと振付師は違う仕事ですか?

基本的には、コレオグラファーと振付師はどちらも 「振付を作る人」 を指す言葉です。

ただし現場によっては、振付だけでなくフォーメーションや構成、作品全体の見せ方まで考える人を「コレオグラファー」と呼ぶこともあります。明確な資格上の違いがあるわけではなく、ジャンルや現場によって呼び方が異なる場合があります。

Q2. コレオグラファーになるために資格は必要ですか?

コレオグラファーになるために、 必ず取得しなければならない資格はありません。

ダンサーとして経験を積みながら振付を作るようになったり、自分の作品を発表したことをきっかけに振付の仕事につながったりするケースもあります。ダンスの基礎力だけでなく、音楽を聴く力や構成力、人に振付を伝える力などを身につけていくことが大切です。

Q3. ダンスが上手ければコレオグラファーになれますか?

ダンスの技術は大切ですが、 「上手に踊れること」と「魅力的な振付を作れること」は必ずしも同じではありません。

コレオグラファーには、音楽からイメージを広げる発想力や作品全体を組み立てる構成力、出演者の魅力を引き出す力なども求められます。また、自分が踊るだけでなく、相手に分かりやすく振付を伝える力も重要です。

Q4. ダンス初心者でも振付を作ることはできますか?

もちろんできます。最初から一曲すべての振付を作ろうとせず、 好きな曲の8カウントやサビの一部分だけ から挑戦してみるのがおすすめです。

普段習っているステップを組み合わせたり、歌詞やドラム、ベースなど好きな音に合わせて身体を動かしたりするところから始めてみましょう。自分で振付を考える経験は、音楽の聴き方や表現力を広げることにもつながります。

まとめ

コレオグラファーとは、振付を作り、身体の動きを通して一つの作品を形にしていく人です。

振付を考えるだけではなく、音楽を分析したり、フォーメーションを考えたり、出演者に振付を伝えたりしながら作品を完成させていきます。

そのため、ダンスの技術だけではなく、 音楽を聴く力・発想力・構成力・人に伝える力 など、さまざまな能力が必要になります。

そして、コレオグラファーを目指していなくても、自分で振付を作ってみることはおすすめです。

いつも何気なく踊っている音楽をじっくり聴き、「自分ならこの音をどう表現するだろう?」と考えてみる。

そこから、自分だけのコレオグラフィーが始まります。

振付を「覚えて踊る」だけでなく、 「自分で生み出してみる」 ことで、ダンスの楽しみ方をさらに広げてみてはいかがでしょうか。

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