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【ヒップホップダンスとジャズダンスの違い】特徴と動きを解説

ダンスにはたくさんのジャンルがあり、特にヒップホップダンスとジャズダンスはどちらも人気の高いダンスジャンルですが、「どんな違いがあるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

どちらもアメリカで生まれたダンスですが、ルーツや発展の過程、身体の使い方には大きな違いがあります。

ここでは、それぞれの特徴を分かりやすく比較しながらご紹介していきます。

ダンスを習いたいけどジャンルで迷っている方にもヒントになれば幸いです。

ヒップホップダンスとジャズダンスのルーツ

ヒップホップダンス
ヒップホップダンスは、1970年代のアメリカ・ニューヨーク(特にブロンクス地区)で誕生したストリートダンスです。

DJやラップ、グラフィティなどとともにヒップホップカルチャーの一部として発展し、公園や路上、クラブなどの身近な場所で自然に広がっていきました。

ジャズダンス
ジャズダンスは、19世紀末〜20世紀初頭にかけて、アフリカ系アメリカ人のリズム文化とヨーロッパのダンス要素が融合し、ジャズ音楽とともに発展していきました。

その後、ミュージカルやショーの中で発展し、ブロードウェイなどの舞台で確立されていきます。

このように、どちらもアメリカで生まれたダンスですが、

・ヒップホップ → ストリート文化から誕生
・ジャズダンス → 音楽と舞台文化から発展

という違いがあります。

ヒップホップダンスの特徴

ヒップホップダンスは、リズムやグルーヴを重視したダンスです。

① ダウンやアップでリズムを取る(バウンス)
膝を柔らかく使いながら、上下に沈んだり上がったりしてリズムを取る動きです。ヒップホップらしいノリやグルーヴを出すための大切な基礎です。

② 音のアクセントで一瞬止まる動き
流れの中で一瞬ピタッと止まり、音のアクセントを身体で表現する動きです。音をはっきり見せたい場面でよく使われます。

③ アイソレーションで細かく音を表現する
首・肩・胸・腰など、身体の一部分だけを動かすことです。細かいリズムやニュアンスを表現するために欠かせない基礎です。

④ 文化や人物に由来するステップ名が多い
ロジャーラビットやスポンジボブなど、考案者や元ネタのキャラクター名がそのままステップ名になっているものも多く、ストリートカルチャーらしさを感じられます。

特に「グルーヴ(ノリ)」を大切にしながら、自分らしく自由に表現することが特徴です。

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ジャズダンスの特徴

ジャズダンスは、身体のラインや表現力を大切にするダンスです。

① 身体を引き上げた姿勢
バレエが基礎となっているため、身体の軸を意識しながら上に引き上げる動きが多いです。姿勢の美しさが見え方に大きく影響します。

② ターンやジャンプなどのテクニックが多い
ジャズダンスは舞台で踊られることも多いため、高くジャンプしたり、たくさん回ったりする動きが振付に多く取り入れられます。舞台映えするダイナミックさも魅力です。

③ しなやかで美しいラインを重視する
バレエの基本姿勢がレッスンでも取り入れられることが多いのは、ジャズダンスでも姿勢やラインの綺麗さが大切だからです。手先や足先まで意識した見せ方が求められます。

バレエの基礎を取り入れながら、より自由な表現ができるのも特徴のひとつです。

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ヒップホップとジャズダンスの主な違い

ここからは、より具体的に見ていきながら、それぞれのジャンルで共通している部分と異なる部分を確認していきましょう。

1.リズムの取り方

ヒップホップは、ダウン・アップのリズムで身体を使いながらグルーヴを出します。

ダウンとアップのリズムは、その言葉の通り、ダウン(下がる)とアップ(上がる)を使い分けながらリズムを取る方法です。

例えばダウンでは、1で膝を伸ばして立っている状態から、2で膝を曲げて少し猫背になり、重心を下に落としながらアクセントをつけます。沈む動きが中心になるため、重心が低く見えるのが特徴です。

一方アップでは、1で膝を曲げた状態から、2で膝を伸ばして胸を前に出し、上に伸びるようにアクセントをつけます。こちらは上がる動きが中心になります。

このようにヒップホップは、膝を柔らかく使いながらリズムそのものを身体で表現していくダンスです。

ジャズダンスは、音に合わせて流れるように動くことを重視します。ヒップホップのように沈む・上がるグルーヴを強く見せるというよりは、引き上がった姿勢を保ちながら美しく音に乗っていく印象が強いです。

2.重心と姿勢

ヒップホップは重心が低く、膝を使って沈む動きが多いのが特徴です。ダウンのリズムを取るときには、背中を少し丸くして力を抜いた自然な姿勢になることもあります。

ジャズダンスは重心が高く、身体を引き上げて踊ります。背筋を伸ばし、頭から足先まで長く綺麗に見せることが大切にされます。

この違いだけでも、ヒップホップは「ノリ」や自然さ、ジャズダンスは「ライン」や美しさを大切にしていることが分かります。

3.止めの動きと動きの流れ

ヒップホップでは、流れの中で一瞬ピタッと止まって音のアクセントを表現する動きがよく使われます。これは音に合わせて身体に一瞬力を入れて止める動きで、胸や腕などにアクセントをつけて見せる場面が多いです。

ジャズダンスでもポーズとして止まることはありますが、ヒップホップのようにアクセントを強く切るような止め方は比較的少なめです。

どちらかというとジャズダンスは、流れるように動き続けることや、動きのつながりを綺麗に見せることを大切にしています。

4.表現の方向性

ヒップホップは、自由な表現や個性、フィーリングを大切にします。日常の延長のような自然な動きや、自分らしいノリを活かせるのが魅力です。

ジャズダンスは、ラインの美しさや感情表現、見せ方を重視します。舞台で魅せることを前提に発展してきたため、表情やポーズ、身体の使い方まで含めて表現するのが特徴です。

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5.アイソレーション

どちらのジャンルでも使われますが、ヒップホップではリズム表現の基礎として特に重要です。

ヒップホップでは、細かい音やリズムまで身体で表現することが求められるため、身体を思い通りにコントロールする力が必要です。そのため、レッスンでもアイソレーションは必ずと言っていいほど取り入れられています。

ジャズダンスでもアイソレーションはよく使われますが、ヒップホップほどリズムを前面に出すためというよりも、動きをより美しく見せたり、感情を細かく表現したりするための基礎として活用されます。

アイソレーションはジャンルを問わず、より洗練された踊りにつながる大切な基礎です。

6.ステップ名の特徴

ヒップホップダンスには、考案者や元ネタのキャラクターをそのまま名称にしたステップが多くあります。

例えば、映画のアニメキャラクターをモデルに作られたロジャーラビットやスポンジ・ボブ、バート・シンプソンなどがあります。さらに、コミカルで独特な動きからスティーブ・マーティンという名前で呼ばれる動きもあります。

ジャズダンスにもステップはたくさんありますが、ヒップホップダンスのように実在の人物やキャラクターの名前がそのままステップ名になることはあまりありません。

この違いからも、ヒップホップダンスが日常から生まれた自己表現のダンスであり、ジャズダンスが見せる・魅せることを大切にしたダンスであることが感じられます。

7.衣装・レッスン着の違い

ヒップホップとジャズダンスでは、踊るときの衣装やレッスン着にも違いがあります。

ヒップホップは、動きやすさとストリートらしさを重視した服装が多く、Tシャツやスウェット、オーバーサイズのトップスやパンツなど、ゆったりとしたシルエットが主流です。

身体のラインをあえて出さないことで、リズムやノリ、全体の動きの雰囲気を大きく見せることができます。

ジャズダンスは、身体のラインや動きを美しく見せることが大切なため、フィットしたレッスン着が多いのが特徴です。

レオタードやタイトなトップス、レギンスやショートパンツなど、身体の軸やラインが分かりやすい服装がよく選ばれます。

また、ヒールを履いて踊るスタイル(ガールズジャズなど)では、衣装やレッスン着もより女性らしさやシルエットを意識したものになることもあります。

このように、ヒップホップは「動きやすさやノリ」、ジャズダンスは「ラインの美しさや見せ方」を意識した服装になる傾向があります。

ヒップホップとジャズダンスの違いを簡単にまとめると

ヒップホップは、リズムやグルーヴを楽しみながら自由に表現するダンスです。

ジャズダンスは、美しいラインやテクニックを活かして魅せるダンスです。

同じダンスでも、重視するポイントが異なるため、見え方や踊り方にも大きな違いが出てきます。

ルーツ ストリート文化(ニューヨーク・ブロンクス) ジャズ音楽+舞台文化(ブロードウェイなど)
リズムの取り方 ダウン・アップでグルーヴを出す 音に合わせて流れるように取る
重心 低め(膝を使って沈む) 高め(身体を引き上げる)
動きの特徴 止め・ノリ・自然な動き ターン・ジャンプ・しなやかな動き
表現の仕方 自由・個性・フィーリング重視 感情表現・見せ方・美しさ重視
アイソレーション とても重要(基礎の中心) 取り入れるが補助的な役割
姿勢 力を抜いた自然な姿勢も多い 背筋を伸ばし美しい姿勢を保つ
衣装・レッスン着 Tシャツやスウェットなどゆったりした服装。オーバーサイズで動きやすさ・ノリを重視 レオタードやレギンスなど身体のラインが見える服装。美しさや姿勢を重視
向いている人 音に乗るのが好き・自由に踊りたい人 綺麗に踊りたい・表現力を高めたい人

ヒップホップとジャズダンスの違いまとめ

ヒップホップダンスとジャズダンスは、どちらもアメリカで生まれたダンスですが、発展してきた背景や大切にしているポイントが大きく異なります。

ヒップホップは「リズムやグルーヴを楽しみながら自由に表現するダンス」、ジャズダンスは「美しいラインやテクニックを活かして魅せるダンス」です。

それぞれに違った魅力があるため、自分がどのように踊りたいかによって選ぶジャンルも変わってきます。

ぜひ、自分に合ったスタイルを見つけてみてくださいね。

どんな人でも、踊りにはそれぞれ癖や苦手な動きがあります。マンツーマンレッスンでは、先生に常に客観的に見てもらいながら、自分に合ったアドバイスを受けることができるため、グループレッスンよりも上達しやすいといわれています。

ダンスをこれから始めたい方はもちろん、もっと綺麗に踊れるようになりたい方や、自分の苦手をしっかり見直したい方にもマンツーマンレッスンはおすすめです。

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よくある質問

ヒップホップとジャズダンスは初心者でも始められますか?

どちらのジャンルも初心者から始めることができます。ヒップホップはリズムに乗ることを楽しみながら始めやすく、ジャズダンスは基礎から丁寧に学ぶことで綺麗に踊れるようになります。スクールによっては初心者クラスもあるので安心して始められます。

ヒップホップとジャズダンスはどちらが難しいですか?

難しさは感じ方によって異なります。ヒップホップはリズム感やノリが重要で、ジャズダンスは姿勢やテクニック、表現力が求められます。それぞれ違った難しさがあるため、自分に合ったジャンルを選ぶことが大切です。

ヒップホップとジャズダンスの服装はどう違いますか?

ヒップホップはTシャツやスウェットなどゆったりした服装が多く、動きやすさやノリを重視します。一方ジャズダンスは、レオタードやレギンスなど身体のラインが見える服装が多く、美しい姿勢や動きを確認しやすいのが特徴です。

ダンス未経験でもついていけますか?

未経験の方でも問題ありません。最初は簡単なリズム取りや基礎練習から始めるため、少しずつ慣れていくことができます。マンツーマンレッスンであれば、自分のペースで学べるためより安心です。

アイソレーションはどのジャンルでも必要ですか?

はい、どのジャンルでも重要です。例えばヒップホップではリズムを細かく表現するために必須で、ジャズダンスでは動きを美しく見せたり表現力を高めるために使われます。

ジャズダンスはバレエ経験がないと難しいですか?

バレエ経験がなくても問題ありません。ジャズダンスのレッスンの中で基礎を学ぶことができるため、初心者でも安心して始めることができます。

どのくらいで上達しますか?

上達のスピードは個人差がありますが、継続してレッスンを受けることで少しずつ変化を感じられます。マンツーマンレッスンでは、自分の課題に合わせた指導を受けられるため、より効率的に上達しやすいといわれています。

体験レッスンは受けた方がいいですか?

はい、実際に体験することでジャンルの違いや雰囲気がよく分かります。自分に合っているかを判断するためにも、体験レッスンはとてもおすすめです。