ダンスには様々なジャンルがあります。数あるジャンルの中でも特に人気が高いと言われているのがジャズダンスとヒップホップダンスです。
ただ、『ジャズダンスってどんなジャンルですか?』という質問をいただくことが多いです。
ジャズダンスとはどんなジャンルなのか、動きはどんな特徴があるのか。
この記事では、ジャズダンスの魅力や特徴を歴史、動き、音楽、必要なスキルといった視点からわかりやすく解説していきます。
他のジャンルとも比較していきますので、ダンスを習いたいけどジャンルで迷っている方にもヒントになれば幸いです。
ジャズダンスとは?
ジャズダンスとは、音楽に合わせて身体をリズミカルに動かすダンスです。
元々はアメリカでジャズの音楽に合わせて踊られていたのが始まりです。
ジャズダンスの中でも種類がある
1.『ジャズファンク』…アーティストの曲に合わせて踊るようなジャズダンス
2.『シアタージャズ』…ミュージカルや舞台で踊られるスタイルのジャズダンス
3.『テーマパークジャズ』…テーマパークダンス寄りのジャズダンス
4.『ガールズジャズ』…女性らしさを踊りに活かすダンス
順番に細かく見ていきましょう。
1.ジャズファンク
ジャズの基礎とヒップホップのノリを混ぜたようなスタイルです。
求められるものは魅せ方とリズム感で、ジャズダンスの基礎に加えてアイソレーションやリズム感の強化が必要になります。
ジャズファンクはBTSのような男性アーティストの踊りをかっこよく踊ることも、TWICEのような踊りのキレやかわいさを求められることもあります。
2.シアタージャズ
シアタージャズでは舞台で踊るシーンが多いため、舞台映えや表現力が求められます。
ここで言う舞台映えする動きとは、大きな劇場でも分かりやすいダイナミックな動き(高くジャンプをする、大きく手を伸ばす、など)です。
元々ブロードウェイミュージカルやミュージカル映画の文化の中で発展していったジャンルなため、ミュージカルで踊られることが多いです。
そのため、表現力とストーリー性がこのジャンルでは大切になります。
シアタージャズの文化の中で重要人物といえば、ミュージカル『シカゴ』や『キャバレー』の振付を担当したボブ・フォッシーは外せません。
彼の振付の特徴として、仕草の延長で踊ることがあります。
シアタージャズというとハットをかぶってカッコよく踊っているのを思い浮かべる方も多いと思います。
帽子(ハット)や椅子を使う演出も彼の振付作品から多くなりました。
3.テーマパークジャズ
テーマパークジャズとは、テーマパークダンスのようなジャズダンスのことをいいます。
テーマパークダンスとジャズダンスの差別化はとても難しいのですが、テーマパークダンスはテーマパークのショーで踊られるエンターテインメント性が強いダンスです。
以前はショーの振付というと割とジャズダンスやバレエベースのものが多かったのですが、近年はヒップホップやストリートダンスがミックスされた振付も多いため、テーマパークダンスはいくつかのジャンル(ジャズダンス、バレエ、ヒップホップなど)がミックスされているといえます。
その中のジャズダンスの基礎が多く使用されているようなジャンルをテーマパークジャズと呼ぶ人が多いです。
テーマパークジャズは観客を楽しませることを第一に振付や構成が考えられることが多く、表情や見え方、舞台映えを大切にしています。
舞台映えを大切にしている点など、シアタージャズとも似ている部分が多いです。
テーマパークダンスやテーマパークジャズは近年とても人気が上がっており、テーマパークダンスに特化したレッスンやスタジオも増えています。
見ている人を自然と笑顔にさせるテーマパークダンスは、ダンサーの日頃からの表情や魅せ方の研究の成果ともいえます。
4.ガールズジャズ
女性アーティストの曲に合わせて踊られることが多く、女性らしい動きやポーズが特徴です。
衣装もヒールやブーツ、スカートが多いため、日頃からヒールを履いて踊る練習やスカートで踊る練習も必要になってきます。
振付内にポーズをキメる動きや、綺麗に歩く振付が多いのも特徴です。
踊っている時にいつ写真を撮られてもポーズが決まっているような振付も多く見られます。
例を挙げると、安室奈美恵さんの楽曲で踊られているようなダンスや、K-POPではIVEやTWICEのようなダンスも同じだといえるでしょう。
このようにジャズダンスの中でも細かく種類が分かれていることから、ヒップホップダンスやバレエと比べてジャズダンスのイメージが思い浮かびにくい点に繋がるといえます。
ジャズダンスの動きの特徴を見ていくことで、ジャンルのイメージがつきやすくなります。
それでは次に、動きの特徴を見ていきましょう。
ジャズダンスの動きの特徴
バレエの基礎と、リズミカルに身体を動かすリズム感が重要になります。
まずは、どのようにバレエの基礎がジャズダンスに関わってくるのかを見ていきましょう。
先述した通り、ジャズダンスは舞台やショーで踊られることが多いため、舞台で美しく綺麗に踊ることが重視されてきました。
その影響もあり、ジャズダンスの動きにはバレエの基礎が多く取り入れられています。
バレエはあらゆるダンスの基礎といわれますが、ジャズダンスは特にバレエとの結びつきが強いジャンルです。
バレエとジャズダンスの共通する動き
バレエとジャズダンスで共通する動きとして以下が挙げられます。
・ターン
・ジャンプ
・身体の軸、バランス
・つま先を伸ばす、指先まで神経をはる
バレエといえば回転の美しさが特徴ですが、そのターンはジャズダンスでも多く使われています。
ジャズダンスで使われる主なターンの種類
1.ピルエット
2.シェネ
3.ピケ
1.ピルエット
ジャズダンスの中で最もよく使われるターンです。
バレエとジャズではパッセの形が異なり、バレエはアウトパッセ、ジャズはインパッセが基本になります。
2.シェネ
バレエでは綺麗なラインを保つことが重要ですが、ジャズダンスでは表現や感情によって動きが変化します。
アームスも自由度が高く、開いたりクロスしたりと振付によって変わります。
3.ピケターン
片足に重心を乗せ、もう片方の足を出して回るターンです。
軸の強さが重要で、ジャズダンスではアームスの使い方が表現によって変化します。
ジャンプの特徴
ジャズダンスではバレエのジャンプが多く取り入れられています。
・シャッセ
・グランパドゥシャ
・グランジュッテ
・シェネジュッテ
バレエは正確なポジションが求められるのに対し、ジャズダンスでは表現に応じて自由にアレンジされるのが特徴です。
バレエとジャズダンスの違い
バレエでは、頭から足先まで一本の軸をまっすぐ上に引き上げ、縦のラインを保ちます。
一方ジャズダンスでは、軸を保ちながらも動きの中で変化し、前後や左右へ自由に動きます。
バレエは「伸びる軸」、ジャズダンスは「動きながら変わる軸」と表現できます。
フレックスとポイント
ポイントとは、足首を伸ばしてつま先を遠くに伸ばす形です。
ラインを長く美しく見せるため、バレエでは基本となります。
フレックスはその逆で、足首を曲げてつま先を自分側に引く形です。
ジャズダンスでは表現としてフレックスも使われ、強さやアクセントを出す動きに活用されます。
このようにジャズダンスはバレエの基礎を取り入れながら発展してきたダンスです。
美しく動くための基礎として、バレエの要素はとても重要です。
ジャズダンスは基礎を大切にしながらも自由な表現を楽しめるダンスです。
美しさと表現力の両方を身につけられるのも大きな魅力です。
Bambi Dance Schoolではマンツーマンレッスンのため、初めての方でも基礎から丁寧に学ぶことができます。
少しでも興味のある方は、ぜひ一度無料体験レッスンにお越しください。
一緒にジャズダンスの楽しさを体感していきましょう。
